スローフォークの投げ方・握り方

取得難易度:★★★★ 制球力:★☆☆☆ 変化度:★★★★ 負担度:★★★☆ 総合評価:★★★☆☆
球種タイプ:ゆっくりフォーク 
投球の目的:緩急をつける

スローフォークって??

スローフォークは通常のフォークより球速が遅く、その分変化量が多い特徴を持っています。
投げるためには相当の握力が必要となります。日本で始めてフォークを投げたといわれる杉下元投手や、
ヤンキースの主軸として活躍したハーブ・フェノック(1912年から34年)のフォークボールがこれだと言われています。
しかしこの変化球である杉下元投手の投げていたフォークがそうであったように、
変化は大きいが速度はそれほどでないパームボールのような球であったらしいです。

スローフォークの握り方・投げ方

フォークのように人差し指と中指ではさんで握ります。しかし、指先に力を入れずゆったりと持ちます。指先に力を入れず、バレない程度のゆっくりな投げかたで投げます。究極スローフォークは、ロッテの小宮山に近い投法で投げます。シェイクのに似ていますが、シェイクは回転をかけないように工夫して投げますがスローフォークの場合抜いて投げます。

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スローフォークの変化

変化はとにかく遅く、落差が大きい変化になります。シェイクと違うところは、揺れはほとんど少なく、山なりでありません。遅ければ遅いほど変化は強くなりますが、限度があるので注意を。

スローフォークのまとめ

弱点は、両方ともキレが少なく、分かりやすいということです。相当な握力が必要なので習得は難しいでしょう。しかし、緩急をつけるのには適しており、変化量も大きい変化球ですので実践では意外に効果的かもしれません。