誰でも140kmを投げれるようにできる!

150kmを越すようなスピードは生まれ持った能力としか言い様がない、才能といえるかもしれません。ですが、間違いなく140kmくらいの球速は練習方法と努力次第で投げる事は可能です。ここでは球速を上げるための工夫を介紹します。

■ワインドアップ時に足を高く上げる
太ももを出来るだけ自分の上半身の高い位置まで引き付けて、膝を高い位置に持ってくる様にします。軸足にどれだけ体重を乗せる事が出来るか決まるからです。ですからしっかりと軸足で立つ練習は重要なんです。

■オーバースローは球速が出やすい??
オーバースローは速球を投げるのに間違いなく有利です。それはボールを高い位置からなげることで引力を利用してボールに加速力が付くからです。また、ボールを上から叩きつける様に投げる事が出来るため、ボールに強い回転を与える事が出来るんです。

■重要な強化ポイント
球速をあげる際に重要となるのは特に下半身。筋肉は大腿部、ふくらはぎ、前腕部分。これらを重点強化ポイントとしましょう。特に太ももの筋力アップはスピードアップの為に必要不可欠です。

①全身(体重)を安定して支える
球速をアップさせる為には、腕のスイングスピードをどれだけ速く出来るか、そしてそのスイングスピードをどれだけボールに力として伝える事が出来るか。速く腕を振るためには、安定した支点となる下半身が必要であり、その中心となるのが太ももなんです。

②足を高く上げる
足をあげることで貯めた力(体重)は投球に大きな力を与えます。たくさん貯める為には、足(太もも)を高く上げる事が必要です。それを持続する為に筋力アップする必要があります。

■前腕部を鍛える
前腕筋郡を鍛え前腕部の筋力に重みをつける事で、腕の遠心力と重力を利用して腕を速く振る事が出来るというものです。また、前腕筋を鍛えるという事は手首の力を付ける事になるので、ボールのリリース時にさらにボールに力を与える事が出来ます。

■ふくらはぎ(下腿二頭筋)を鍛える
強くなった下半身をさらに支えるために、また首の安定化を図る為に、ふくらはぎ周辺(下腿二等筋)を強化しましょう。
下半身を鍛える短距離&インターバルトレーニング