ブレーキカーブの投げ方・握り方

取得難易度:★★★★ 制球力:★★★☆ 変化度:★★★★ 負担度:★★☆☆ 総合評価:★★★☆☆
球種タイプ:鋭く利き腕と逆方向に曲がる球 投球の目的:空振りを取る

スパイクカーブって??

元巨人の桑田投手の全盛期時代のカーブとして有名。桑田は特にそのカーブのキレと落差は驚異的であり、
当時球界一と言われた。カーブには主に全盛期時に投げていたカーブと、2002年の最優秀防御率賞奪取に貢献、メジャー時代(後期)にも投げていた緩めのカーブと二種類あり、前者は、キレを中心としたドロップ系の比較的速いカーブ、後者は山なりの軌道を描くスローカーブ(ドロップカーブ)である。

後者のカーブは「レインボール」、「レインボーカーブ」、「すしボール」といろいろの名で呼ばれていた。
ブレーキカーブはブレーキの大きくかかるハイレベルなカーブで、風によってはさらにブレーキがかかり魔球になることもある。ストレートの軌道できた後に、大きくブレーキがかかり鋭く曲がる。最近では広島の前田投手が投げていますね。

ブレーキカーブの握り方

少し浅めのカーブの握り。普通のカーブの握りでもできるが抜き方などが難しい。

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ブレーキカーブの投げ方1

リリース時、少し捻りながら親指ではじくようにしてボールに回転をかける。浅く握ることで回転をかけやすい。

ブレーキカーブの投げ方2(岸カーブ)

2つは人差し指に縫い目をかけず、中指と薬指と親指だけで握る方法です。投げ方はカーブの握りだと捻りは大きく加えないで抜くことイメージした投げ方と2つ目のパターンでは中指と薬指で縦に切るイメージです。投げているのは西武の岸投手と広島の前田健太投手ですが昔のカーブはこれが主流だったそうです。

ブレーキカーブの変化

i浮き上がるような球道からブレーキが大きく掛かりするどく変化する。
風の条件と調子がよければ全く打てないような変化球に。

ブレーキカーブのまとめ

条件がそろえば魔球レベルになる変化球。ただし、逆に追い風などの悪条件になるとただのカーブになることも。
通常のカーブが投げれるのであれば、習得してみるのもよいかと思います。
マスターすれば、ストライクをとる、緩急をつける、ウイニングショットにも使える万能の変化球に。