投手はバッターの弱点や、その状況に応じて投球することが求められます。
単純に投げるだけではいつかは打たれてしまいますので、しっかりと考えて投球しなければなりません。
このページでは配球の基本について解説します。
重要なのはストライクを先行させること。
ピッチングにおいて重要なのはできるだけストライクを先行させることです。ボールが先行してしまうと打者は自分の好きなコースや球種だけを狙い、そのほかは無視するようになります。逆に、投手はストライクをとることだけになり、遊びだまを投げることもできなくなってしまいます。フォアボールーを恐れてその結果真ん中近くへ投げてしまい痛打されたりしまいがちです。もしもフォアボールを出すと、野手のリズムを乱してエラーを誘発するなどの危険性もあります。打者に対して有利に攻めようと思ったら、まずはストライクを先行させることが重要です。
ボールを低めに集める
ピッチングの基本は低めに集めることです。低めのボールは打ってもゴロになりやすく、たとえヒットになっても長打になりにくい。ストレートだけでなく、変化球もしっかり低めにコントロールすること、それが安定した投球のできる投手の条件です。
配球のパターンを考える
配球はコース、高低、球種、急速に変化をつけて打者のスイングを崩すことが必要です。例えば、いくら直球を得意としていても直球ばかりでは打者の目が慣れて打たれてしまうので、いつも同じパターンで配球しないことが求められます。そのために、ストライクゾーンの四隅や緩いカーブなど、打者の弱点をつきながらコースや球種に変化をつけていく必要があります。ときには打者の意表をついて同じ配球を続けたり、同じコースにストレートやスライダーを投げ分けたり、決め球を変えるなど工夫しよう。
重要なポイント
①コースにや高低の変化をつけボールを散らす。
②球種・球速に変化をつける、タイミングをはずす
③前の打席の配球を参考にする
配球の基本を覚えるには
効果的な配球を覚えるためには、相手チームの研究や、基本的な配球などを覚える必要があります。
初心者など、配球の基本を学ぶには配球の教科書【野球】をオススメします。