ピッチング上達は様々な場所でトレーニングできる

投手力アップに効果的な場所は至る所にあるので、様々な所で様々なトレーニングをすることが出来ると考えて間違いありません。グラウンドのマウンドやブルペンでのピッチング練習場は当然として、それ以外でもまず平らなところがあれば、これでピッチングの練習をすることが出来ます。

ボールが無くても問題はありません、無ければフォームを固めるという事を意識して投球練習をするといいでしょう。オススメなのはモバイル端末でビデオ映像を撮影するという方法です。これで自分のフォームと理想とする人のフォームとを比較するようにしましょう。これでかなり違いが分かるはずです。

フォームを固めることがまずは重要

まずはフォームを固めるという事を考えて動画でのチェックすることはかなり効果があります。出来れば動画の編集が出来る人を捕まえてきて、同時に映像を見るようにしたり、重ねてみるようにするといいでしょう。こうすると確実に自分との違いが分かるようになります。モバイル端末であれば撮影する位置や角度も自由に調整することが出来るので、比較する人の映像と同じ角度にすれば、よりその違い画面名になってきます。

テレビなどのスポーツニュースでこうした分析は良く行われていますから、それを実際にやるというわけです。この映像編集は別にたいした技術ではないので、動画投稿をしているような人であれば誰でも出来るはずです。興味があるのであれば、自分で編集する方法を調べても良いでしょう。すぐに出来るようになる事も分かります、そうなると自分のフォームを至る所でチェックすることが出来るので、その問題点をいくらでも書き出していく事が出来るはずです。そして理想のフォームに近づいていくまで、これをやり続けるようにすればいいわけです。

タオルを使ったシャドーピッチング

そしてタオルがあればタオルを使ってのピッチングというのも良いでしょう。これはタオルが適度な負荷となってくれて、インナーマッスルという体の内側の筋肉を鍛えてくれるという効果も期待出来ます。

実際の球を投げるのではないので、肩にそれほど負荷をかけないで投げることが出来るというのもメリットで、全力で投球するというのではなく、ここでもフォームをチェックしながら投球するという事を考えても良いでしょう。タオルが丁度良い風を受けての負荷になるので、腕をしならせて投げるという投げ方の習得にもつなげることが出来ます。指がまめでつぶれたたりしている時でも出来る練習方法なので比較的多くの人が取り入れてもいます。

そして、ちょっとした坂道があればこれもよいトレーニング場所となります。投手は何と言っても下半身がしっかりとしていなければ、フォームは安定しません。いくら動画で比較してもプロの理想のフォームにならないのは、この下半身の違いと言っても良いでしょう。下半身に力がないので状態を支えることが出来なくて、無理なフォームになってしますわけです。

下半身の強化が投球術向上につながる

下半身がしっかりとていれば安定して同じフォームで何度でも同じ球を投げ込むことが出来るようになり、コントロールの向上にもつながります。

このことが一番良く分かるのは、運動していない人は膝を曲げて足を踏み出すことか出来ない事からも分かるでしょう。歩く程度の事しかしていないので、膝を曲げてしまうと体が支えられなくなるという意識が働いて膝を曲げることが出来ないわけです。ですが下半身に力がある人は膝をどれだけ曲げても体を支えることが出来るので大きく足を踏み出すことが出来るようになります。これによって大きな前向きの力を得ることが出来るようになり、スピードボールを投げることが出来るようになるというわけです。

この下半身を鍛えるのに効果的なトレーニングとなるのが坂道ダッシュなのです。坂道は自然と負荷がかかるようになっているので、その負荷に耐えて前進む必要があります。自然と前かがみの様な姿勢で走ることになるので、これが効果的な筋力アップにつながるというわけです。これをローテーションで何度も繰り返すと強靭な足腰を手に入れることが出来るようになります。

コントロールアップのために

ちょっとした的を作って、コントロールを付ける練習をするというのも良いでしょう。この時にはテニスボールのようなものでも構いません。的にめがけてボールをぶつけるという事をすることで、自分がコントロールが良いというイメージを植え付けることが出来るという効果が期待出来ます。

一番理想的なのは、テレビバングなどでしているストラックアウトという的当てゲームのようなものが理想的ですが、そこまではいかなくてもちょっとした的があれば、それを活用して見るのも面白いかも。

具体的な的があって、当たり外れが明快に出るので、これで友達とゲームをするというのも良いでしょう。コントロールを重視しますから、力いっぱい投げる必要はありません。ある意味ではボールをおきにいってもいいわけで、とにかく自分がコントロールが良いと深層意識に思い込ませることが出るようになれば、実際にコントロールは良くなっていくものです。